教育方針 アクティブラーニング
本学では、平成30年度からアクティブラーニングの一つである能動的なPBL(Project Based Learning)授業科目を、全学科・系における1年から4年生までの各学年に、1つ以上設定しました。本学では、社会人基礎力を育むために、学生が主体性を持ち協働して学ぶ力を伸ばすことができる能動的な授業科目の充実を図っています。
PBL型(課題解決学習)授業
地域活性化プロジェクト
海外からの観光客を「和」のこころでおもてなし
北九州市を訪れる海外からの観光客を「和」のこころでおもてなしするプロジェクトをご紹介します。北九州市(小倉駅)に訪れる外国人観光客の皆さんの満足度アップを図り、再び北九州に訪れてくれる観光来客が増えるようと、女子学生3名がボランティアガイドにチャレンジ。観光名所の小倉城や森鴎外旧居などへの案内や希望する食事処まで案内しました。ガイドの許可を得るために、市のまちづくり整備課や小倉駅を何度も訪問して説明し了解を得ました。プラカードも英語・韓国語・ベトナム語などを準備し毎週土曜日に実施。想像以上に皆さんに活用していただき、アメリカ人・韓国人・イタリア人・メキシコ人他9か国計25名を案内しました。とても皆さんに喜ばれ、今後も機会があればチャレンジしたいと願っています。
『ていたん』環境啓発とイノシシ被害対策
平成25年11月22日(金)には、中間発表会が行われ、グループ別に6分間のプレゼンテーションが行われました。"北九州の台所"旦過市場の利用促進案やエコ啓発活動はじめ、子供向け工場見学のリーフレット制作、市内の大学生同士の交流や、国際交流を目的とした取り組みと実施計画、また、多くの自治体を悩ませているイノシシの被害を減らすための提案などが発表されました。
学生たちは、今回のプロジェクトを通じて学外に学びの場を広げ、地域・企業・行政の方と関わりながら社会のニーズを読み取り、自ら企画立案したものを実行に移す過程で、自発的に社会性や協調性を磨いています。
平成26年1月24日(金)には、プロジェクトの最終プレゼンテーションが行われ、中間発表後に実施した取り組みの結果報告や完成した成果物が発表されました。当日のイベントの様子や製作過程の映像、『ていたん』の歌とダンス、イノシシの巨大オブジェも披露されました。また、完成したリーフレットやカレンダーなどの作品は回付され、お互いにそれぞれのチームの取り組みに興味津々で刺激を受けていたようでした。