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工学部 電気情報工学系

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電気電子と情報の最先端を目指して

電気エネルギー、電子回路、コンピュータのハード・ソフトなどのほか、発展が著しい知能制御技術を学ぶコースもあります。
時代の流れに対応し、さまざまな分野の最先端の技術を横断的に学ぶことで、幅広い分野で活躍することができます。

News

身につくチカラ

  • 01

    電気電子コース

    1. 電気・電子回路の基礎から応用までを学習
    2. 発電銀術や電力変換・制御技術などもマスター
    3. 電気技術者としての実践力を変換・実習により取得
  • 02

    知能制御コース

    1. 人工知能に代表される制御の最新技術を学習
    2. コンピュータや電気電子などに関する基礎をマスター
    3. ロボットや自動車などへ制御技術を応用
  • 03

    情報コース

    1. 情報処理の技術から応答までを学習
    2. 組み込みシステムに必要なソフト・ハードの技術もマスター
    3. 実務情報処理技術者としての実践力を実験・実習により習得

最先端の学び

温故知新の考え方を大切にしながら
徐々に最先端の学びへと誘導

電気電子の基礎を学びながら、これまでにない機能を有する電気電子回路・電気機器・ロボットなどが確実に高速かつ省エネルギーで動作するよう設計・開発することができます。そのために必要な新規手法・技術の開発、未知なる電気電子現象の研究を進めることができます。今後のDX(デジタルトランスフォーメーション)にも対応できるようハードとソフトをデジタル的に結びつけることも学びに導入します。各種センサから得られるデジタル情報の高度処理とフィードバック制御を実現するプログラミング設計、人工知能(AI)による大量データの分析と深層学習による最適な判断・予測を学ぶことができます。また、今後さらに発展する情報通信技術(ICT)の基礎・応用を学び考えることができます。

カリキュラム

01 年次 基礎

基礎学力を定着・向上させコース選択に向けた土台をつくる

  • 情報リテラシー
  • データサイエンス入門
  • 基礎電気回路Ⅰ・Ⅱ
  • 電子計算機概論
  • マルチメディア工学
  • 基礎プログラミングⅠ
  • 情報処理応用
  • 情報技術Ⅰ
02 年次 応用

3つのコースに分かれ専門知識への学びを深める

  • 電気電子コース
  • 知能制御コース
  • 情報コース
  • 電気基礎実験Ⅰ・Ⅱ
  • 制御システム工学

  • プログラミング

  • コミュニケーション技術

  • メカトロニクスロボット
  • 工学電子回路Ⅰ・Ⅱ
  • 情報処理応用
  • 電気磁気学Ⅰ・Ⅱ
03~04 年次 発展・専門知識の修得
ゼミ・研究 (キーワード)
  1. AIによる電力需要予測
  2. 各種センサによる生体分析
  3. ドローン制御(災害救助)
  4. 水中認識システム
  5. 水中ワイヤレス給電
  6. パワーエレクトロニクス
  7. 電気・電子現象の可視化
  8. 半導体
  9. プラズマ医療・農業
  10. スポーツ分析アプリ
  11. 福祉/農業ロボット
  12. 農業DX(AI,IoT利用)
  13. 電気化学による環境浄化
  14. 材料表面改質

3年次

  • 総合システムゼミナール
  • 電子情報通信システムⅠ・Ⅱ
  • コンピュータ工学
  • 論理設計
  • 総合システムゼミナール
  • 人工知能
  • 画像処理
  • パワーエレクトロニクス
  • 電力伝送システムⅠ・Ⅱ

4年次

  • 卒業研究Ⅰ・Ⅱ
  • ハードウェア記述言語
  • 電力発生工学
  • 電気応用実験
  • 電気法規及び施設管理

3つのコース

電気電子コース

エレクトロニクスと電力を学び、第一線で活躍できる電気電子技術者を育成

電気電子基礎を学んだ後。電気機器・半導体・電気化学・各種電気利用について原理を深く学ぶとともに、今ある課題を電気電子技術で解決しようと考える力を有する技術者を育成します。

知能制御コース

人工知能に代表される高い制御技術でロボットや自動車を開発

ロボットを作るところから賢く動かすところまでに必要なメカトロニクスや制御に関する知識や技術を身につけ、演習科目を通してそれらの技術を実際に応用できる技術者を育成します。

情報コース

ソフトとハードの両面をじっくりと修得し、活躍のフィールドを広げる

プログラミングの基礎から応用となる人工知能やデータ解析のようなソフトウェア技術に加え、ネットワーク技術やハードウェアについても学ぶことで、より実践的な情報技術者を育成します。

授業紹介

プログラミング

IPAが基本情報技術者試験のために定義している仮想計算機COMETのシミュレーターを用いて電子計算機の機械語とアセンブリ言語を学びます。これらはC言語やPython言語などと異なり「ハードウェア知識が必要なプログラミング」となり、ソフトウェアがどのように動作するのかをハードレベルで理解すると共に基本情報技術者試験に合格することを目標とします。

電気電子工学実験Ⅱ

電気工学と電子工学に関する実験や実習、座学による知識を実際に実験装置やパソコン応用を通して体得。さらに、各種電気電子機器や計測器、ソフトウェアの使用方法を身につけ、データ分析、報告書作成、プレゼンテーションなど電気電子技術者としての素養を修得します。

知能制御工学実験Ⅰ・Ⅱ

知能制御やロボティクスに必要な知識を学び、制御倫理に基づく諸現象を各種測定機器により直接体験するとともに、学生自身のアイディアでロボットを作り、賢く動かすところまでの能力を身につけます。グループによる共同作業を通じて協調精神やコミュニケーション能力も養います。

研究室紹介

電気情報工学系の研究室紹介

Lab. #01池田研究室

研究テーマ

電力変換技術による
省エネルギー社会の実現

池田研究室では、半導体・電力・制御の融合技術であるパワーエレクトロニクスに関する研究を実施しています。特に、ワイヤレス給電やモータのセンサレス制御、急速充電器などの研究テーマについて、学生自らが装置を試作して実験・計測・分析を行っています。

Lab. #02川崎研究室

研究テーマ

プラズマの医療や農業への
応用に関する研究

近年、人体などに直接照射が可能なプラズマを医療(がん・創傷治療)や農業(植物成長促進)に応用しようとする研究が世界中で活発に行われています。川崎研究室では独自の実験手法、そして学生らの新しいアイデアで未解明な現象を明らかにしようとしています。

Lab. #03亀井研究室

研究テーマ

人工知能研究と社会実装で
豊かな社会を実現

亀井研究室では人工知能(AI)の基礎研究からその成果の社会実装まで幅広い研究を実施しています。AI研究は自動運転などの新分野が多く、実社会実装はそう多くありません。私たちは稼働済み工場などの実社会にAI基礎研究成果の実装研究を実施しています。

メッセージ

教員メッセージ

MESSAGE園田 隆准教授

3分野融合の学びが可能性を拡げる

既存の産業用ロボットの動力源は「電気」ですが、プログラム通り動かすためには「制御」の技術が重要です。さらに、自律的に動くロボットを製作するためには、センサ類からの信号をどのように処理するかという「情報」分野の技術が必要になります。一般に、独立した技術領域である電気・制御・情報の3分野を、横断的に学べるのが本科の大きな特徴です。関連分野の知識を幅広く得ることで、学びの深みが増すのはもちろん、社会に出てから活用できる知識の“引き出し”が、大幅に大きくなるはずです。

学生メッセージ

MESSAGE

プログラミング力を究めて IT企業で力を発揮したい

設備が充実しているので、ゲームやアプリを作るためのプログラミングや、3Dプリンタを使ったロボットのパーツを作る実習などで、工学を総合的に学べます。電気情報工学系を選んだのは、将来、日常生活を豊かにするようなアプリ開発企業に就職したいからです。

主な就職・進学

就職先

エムイーシーテクノ/NSWテクノサービス/苅田町役場/関電工/九電工/きんでん/ケーイーシ―/県立高等学校教員/JR九州電気システム/JFEスチール/西部電気工業/タカラスタンダード/中電工/西鉄電設工業/日本クリエイティブシステム/日本コンピュータ開発/日立ビルシステム/四電工 ほか

進学先

九州工業大学大学院/熊本大学大学院/西日本工業大学大学院 ほか