教育研究シーズ[デザイン学部] 新藤 智
デザイン学部 建築学科 准教授 新藤 智
研究キーワード
居住性能、建築振動、振動知覚、振動評価、人体応答、感覚評価
現在の教育研究分野
- 建築物の振動時の居住性
- 都市における諸振動の人体への影響
- 振動/音/色等の各種刺激に対する人体応答
- 環境刺激に対する建築物の居住性能評価
開発,研究事例・研究作品
建築物の振動に関する居住性能評価
1991年に初版が刊行された「建築物の振動に関する居住性能評価指針」は2004年ならびに2018年に改訂が行われ、刊行委員として編さん作業に取り組み自らの研究も参照されました。現在も超高層建築物(鉄骨造)の風揺れ時の居住性を中心に研究を進めています。
大規模木造建築における振動評価
大規模木造建築物における振動障害に着目し、日本建築学会の委員会活動にて大規模木造公共建築物の振動障害防止の設計方法に関するガイドラインの提案を目指し活動を行っています。
各種環境刺激に対する人体応答
振動以外にも音や色彩等様々な環境刺激に関しても研究を行っており、各種刺激に対する快適範囲や許容範囲等の人体の応答に関する研究をアンケート調査を中心に行っています。
共同研究で可能になること
建築物使用者は音や振動、光や色など様々な環境刺激に常時暴露されています。特に近年は都市化による高密度化や交通インフラとの近接などにより、各種環境刺激が複雑化/複合化しているのが現状です。また、環境刺激の評価は各種ガイドラインに示されてはいるものの、人体への影響の把握やそれらの原因究明には困難を要する場合もあります。本研究室では居住環境の評価やその原因究明に関する諸研究を行うことが可能です。
[キーワード]
振動や騒音等の実測、各種環境刺激の人体への影響の検証、各種刺激に対する居住性評価、快適範囲/許容範囲等の検討
連携先
建設会社、建築関連企業など