教育研究シーズ[工学部] 周 国云
工学部 総合システム工学科 土木工学系 教授 周 国云
研究キーワード
地盤防災、GIS、ハザードマッピング、景観デザイン、景観評価、3DCG
現在の教育研究分野
- 地盤防災
- GIS(地理情報システム)の高度応用
- 景観デザインと景観評価
- 3DCGの建設分野への応用
開発,研究事例・研究作品
GISを用いた地震による斜面崩壊危険地域のハザードマップピング
本研究室と九州大学・中国の成都理工大学との共同研究で、2008年に発生した四川大地震で発生した斜面崩壊を対象にし、GISと地形・地質の数値地図を活用し精度の高い斜面崩壊危険地域のマッピングを研究しています。
3DCGによる棚田景観保全に関する研究
苅田町と共同で、農林水産省が実施した日本農村景観100選で選ばれている苅田町の等覚寺の棚田の景観を研究対象として地域の振興と活性化を図るための棚田の景観保全の研究を進めています。
共同研究で可能になること
各自治体の自然災害対策としてGISによる精度と信頼性の高い災害ハードマップの作成と情報発信(斜面崩壊・土石流・洪水氾濫・浸水等)の共同研究が可能です。また土木関連の会社とICT技術(GIS等)のよる地盤防災(地滑危険区域の決定やアセットマネジメント等)の技術開発も可能です。また、都市計画における3DCGによる景観デザイン(都市や道路景観の現況のシミュレーション)を行うことができ、さらに景観評価による将来の改善の提案までの共同研究も可能です。
連携先
自治体、建設土木関連会社など