教育研究シーズ[工学部] 松崎 和孝
工学部 総合システム工学科 機械工学系 教授 松崎 和孝
研究キーワード
児童や生徒の興味や関心、算数教室、教材開発、トポロジー(位相幾何学)、ベトナムの数学教育
現在の教育研究分野
- 児童や生徒が興味・関心を持つ教材の開発
- 算数教室の実践研究
- トポロジーの教材開発
- ベトナムにおける数学教育の研究
開発,研究事例・研究作品
アンケート調査やヒアリング調査の結果によれば、実践内容に対して多くの児童や生徒が興味・関心を持ち活動したことがわかりました。
算数教室の開催
市民センター等において、小学生や中学生を主な対象とする算数教室を開催しています。例えば、平面図形を作る「タングラム」、コンパスと定規を使って国旗や星などを作る「作図」、身近にあるサッカーボールやバスケットボールなどを使ってオイラーの多面体定理を発見する「ボールの不思議」等の内容を取り上げました。
オイラー数を使った課題学習の教材の実践
高校生向けの課題学習の教材として、線分と三角形を組み合わせて平面図形を作り、そのオイラー数を計算する教材を実践しました。生徒は身近にある車、家、漢字等を抽象的に捉え図形化し、そのオイラー数を計算していました。
共同研究で可能になること
児童や生徒が興味・関心を持つ教材の開発を得意としています。特に、ねんどやゴム膜のように変形して図形を捉えるトポロジーの内容に着目して教材を開発しています。開発した教材を実践し、実践前後で児童や生徒の算数や数学に対する興味・関心がどのように変化するか研究を行うことができます。また、学校や市民センター等の教育施設において、算数教室を開催しています。この算数教室では、図形に関わらず、色々な内容を取り上げています。実施場所・内容・規模等につきましては、大学までお気軽にお問い合わせください。
連携先
学校や市民センター等の教育施設