教育研究シーズ[工学部] 富永 萌子
工学部 総合システム工学科 機械工学系 講師 富永 萌子
研究キーワード
集団行動解析、自己組織化マップ、人間ロボット共生、ヒューマンエージェントインタラクション(HAI)、マルチエージェントシステム(MAS)
現在の教育研究分野
- AIを用いた人間ロボット協調
- 移動ロボットの自律化
- サッカーロボットの機構設計
- AIを用いたスポーツでのコーチング機能
開発,研究事例・研究作品
複数台連携ロボットの開発
複数ロボットで連携してある一つの目的を達成することは時に必要な技術でありますが、一台での作業と比較して必要な情報処理が増え、リアルタイム性も必要です。動的な環境でいかに環境認識していくか、テストベッドであるロボカップ中型リーグにて研究開発を行っています。
集団スポーツにおける人間の行動解析
集団スポーツにおける人間の行動は、その集団の全員が共有している共通認識下で決定されています。その共通認識をAIの中でもニューラルネットワークを用いることによって、解明し、行動を決定する要因を明らかにしています。
人間とロボットの協調システムの開発
ロボット同士の連携に比べ、情報伝達手段の異なる人間との協調は容易でありません。今後、ロボットが人間と同じ社会で活躍していくには、その行動が人間にとって安全であることが求められます。人間同士の協調からデータを解析していくことで、人間ロボット協調に応用しています。
共同研究で可能になること
現在、人間とロボットがいかに共生していくかをテーマにロボット開発、システム構築を行なっております。その研究教育過程で集団スポーツにおける人間の行動解析手法や、コーチングアシストシステムにも取り組んできました。ロボット工学分野だけでなく、AI技術を用いた解決方策の一助にもなると思います。必要な技術がありましたら是非ご相談いただければと思います。
具体例
機械の自動化、ロボットの自律化、データサイエンス
連携先
機械関係、情報処理分野など