教育研究シーズ[工学部] 眞田 篤
工学部 総合システム工学科 電気情報工学系 准教授 眞田 篤
研究キーワード
画像処理、電子回路、組み込み機器、水中ロボット、自動化、ロボット制御
現在の教育研究分野
- ロボット開発
- ロボット制御
- 画像処理
- 組み込み設計
開発,研究事例・研究作品
シーリング剤検査システムの開発
日産自動車九州株式会社との共同研究としてカメラを用いた黒色シーリング剤検査システムの開発を行いました。この画像処理システムは、塗布されたシーリング剤の位置・幅を検査し、検査結果をPLCに送信するほか、画像を保存することでトレーサビリティを確保しています。また、明るさ環境が変化する工場内においても安定した画像処理が行えるように、青色の照明を使用しています。この画像処理システムの開発から4年が経ちますが、現在も安定して動作しており、4ラインに拡張されて使用されています。
共同研究で可能になること
ロボットは、機械・電気・制御と様々な分野の複合技術で構成されています。このロボット開発で培った技術を用いて、生産現場の自動化・効率化・低コスト化を図ります。具体的には、画像処理による検査システムを導入することにより全数検査が可能となるほか、記録を残すことでトレーサビリティの強化に繋がります。この検査システムは、一般的なパソコンとカメラで構成されており、安価に導入することができます。また、パソコン周辺機器も開発も可能で、PLCなど既存の機器との接続も容易に行えます。
連携先
自動車関連企業など