教育研究シーズ[デザイン学部] 井上 敦之
デザイン学部 情報デザイン学科 教授 井上 敦之
研究キーワード
防災・減災、自動運転、陸上養殖、RPA、生成AI、ウエルビーイング、組織戦略
現在の教育研究分野
- 組織開発
- 地方創生
- DX
開発,研究事例・作品
陸上養殖の普及に関する研究
食料安全保障、海の環境保全、地域経済の再生、という複数の社会課題に対する解決策として、陸上養殖が注目されています。福島県浪江町で養殖されてきた陸上養殖の現場との伴走支援や一般社団法人閉鎖循環式陸上養殖推進協議会企業との関与を通し、普及の上での課題と必要な施策を研究。
自動運転技術の研究
地方や過疎地では交通インフラの維持更新や運転手確保が困難な状況になりつつある中、自動運転技術による持続可能な公共交通が全国で検討されています。自動運転EVバスでのフィールドワークや識者インタビューを通し、自動運転の導入の課題を研究。また長年の損害保険会社経験から、事故の際の補償面や責任の所在や倫理ジレンマ、法整備による社会的合意形成等を研究。
強い組織文化の研究
組織が生産性、創造性を高める上で心理的安全性がその土台として昨今重要されてきた反面、組織規律や成果意識の低下、組織の健全性が損なわれることを実際の組織での実装を通して研究。心理的安全性に加え、組織文化を作る上での必要な要素を研究。
共同研究で可能になること
地方が直面する、人口減少、少子高齢化、過疎化、産業空洞化、といった課題に対し、デジタル技術を活用し解決していきたいと考えております。共同研究では、学生を含めたPBLを通し、成功パターンを模索していきます。
特に新しい施策を導入する際、時折発生する反対勢力の存在。頓挫してしまう事象の原因とその対処について組織開発の領域から研究しています。